先日の話。
息子が私の前で車にひかれそうになる、という出来事がありました。

交差点の向こうにいる息子と電話で話しながら「今日は公文、全部100点やった!」と嬉しそうに笑ってる息子を遠目に見てました。
予定では交差点真ん中でハイタッチをして、手をつないで車を停めた駐車場へ歩いて行くはずでした。

と、何を勘違いしたのか、歩道は赤信号で車がびゅんびゅん行き交う交差点に息子がロケット弾の様に飛び出したのです。
電話越しに「あ、危ない!!!!」と叫んだ私の声にハッとなり、すぐに交差点を引き戻した息子。

駅前でとても交通量の多い道。
あと何秒か私の「危ない!」が遅ければ完全に車にひかれてたと思います。
それも私の目の前で。
本人も何でそんな事になったのかわからないと。(きっと車道の信号を見て青だ!と誤った判断をしてしまったのかと。。。)

今でも考えるだけででゾッとします。
そして、あの出来事以来、何かが私の中で吹っ切れました。

「思春期?反抗期??ゲームオタク???
いいやん。生きてるだけでいいやん。ありがたいやん。
あの時、車にひかれてたら今日は病院かお通夜やん。
でも笑顔で学校から帰ってきたやん。
ありがたいなあ。。。今、無事やん!
守ってくれたのはおじいちゃん?おばあちゃん?
ありがとう。ほんまにありがとう!!!」と。


そんな気持ちしか浮かびません。
ちょうど11年前の今頃に息子の妊娠がわかり、あの時「健康でうまれてきてくれたらそれでいい」って思っていたのは本当。
でもいつしか、誰かと比べたり、自分が望んでる通りの言動がもらえないから不機嫌になってみたり。

いやいやいや〜〜〜!
私、ひろこ、完全に間違ってましたよ。
今日、息子が事故なく家に帰ってきて「ただいま」って笑う事が奇跡の連続なんですよ。
たとえ、朝、不機嫌にベッドから起きてきても「目覚めてくれてありがとう」なんですよね。


息子の反抗期を恐れるべからず。
反抗期を迎えるまで順調に毎日奇跡を繰り返し、生きてきている息子の運の強さを称えるべき。

そんな大きな気付きを得た一件でした。
今日も無事に笑顔で学校から帰ってきてくれたらそれでいい。
私達夫婦より長生きに。そして幸せに生きてくれたらそれがいい。



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