昨年の11月に私の今までの人生をインタビューしてもらい、それが一冊の文庫本となって届きました。

インタビューを受ける前は、私という人生を丸裸にされるような気持ちで少しドキドキ。

話を始めてインタビューアーのTABUさんが私の幼少期の記憶から細かく聞いていってくれました。
それは「わたし」という人生をもう一度なぞって再度体験していくみたいな不思議な感覚。
昔、実家にはサツキが鉢でいっぱい植わってて、その中で枯れたサツキを全力でお世話して回復させることが密かな楽しみだった事とか、写真との出会いとか。
その中の小さなエピソード。遠い遠い記憶達。

TABUさんにインタビューを受けることがなかったらもう一生思い出すこともなかったかもしれない情景や感情なんかもたくさんあって。

最初に飼った犬、小さい時の家族の様子、友達との時間、昔の彼氏の話。
そして結婚、写真の仕事、出産の記憶。
写真では残っているけれど、そこに当てはまる言葉を探し、残していくって作業がすごくいいなと思った。

自分の歴史が綴られた一冊を手にして思った事。
過去の私、それから現時点の私。
自分を愛しいなと思えたのでした。
その時その時で一生懸命で失敗の数も多いけど、素晴らしい友達や人に恵まれてここまで歩いてきた。

自分の人生を愛そうと思う。
この本を手にして改めてそう思ったのでした。

世界に一つだけのオリジナルブック。
興味がある方、ご連絡ください。

インタビューをしてポートレート本を作ってくれたTABUさんをご紹介させていただきます。

今度、この本を持って一人旅に出ようと思っているひろこでした。