宇治の隠れ家着物サロン「紫燕SIEN」の坂元恵里さんからご連絡を頂いたのは今年1月の末のこと。
宇治の町おこしプロジェクトとしての企画の撮影をひろこさんにお願いしたい！とお電話先で熱く語っていただきました。
その時はバリ島にいたので素敵な企画を聞いて胸が踊ったのを覚えています。

その名も
【還暦祝いに赤い振袖を着よう！】
というもの。
60歳の記念に恵里さんセレクトの着物、着付けにより最高の「私」を写真に残す。
実は私、バリ島で真っ赤なドレスを着て還暦記念の写真を撮るというサービスをここ数年温めてきました。
そのことばかり考えていた時に恵里さんからこのご連絡。
そうそう、こういうことがしたかった〜〜！！
和洋の違いはあれど、写真に残したいことはただ一つ。
この世に生まれて60年の年月を重ねた女性だからこそ持つ内側からあふれる豊かさ、美しさ。

大張り切りで宇治駅へと向かいました。
今回のお客様は60歳のお誕生日を迎えたばかりのKazumiさん。

今回のメイクはいつもお世話になっている原田ゆかりちゃんにお願いしました。
彼女にお任せしたら間違いなし！
安心して一緒に仕事ができる大切な仲間です。

リクエストの髪型もあっという間に作られていく。
プロの仕事を近くで見せてもらえて嬉しい。

着付け師、そしてこの撮影のプロデューサー坂元恵里さん。
お客様への愛情が溢れ出しているこの眼差し。

ヘアセット後は坂元恵里さんにバトンタッチ。
ここから振袖の着付けがスタートです。

今までニコニコ顔が着物師のキリリとしたお顔に変わる。
うわ〜、恵理さん、格好いい！

恵里さんの着付けはとにかく楽、との噂です。
私はまだそんな着付けを体験したことないなあと思いながら、いつか恵里さんに着付けをお願いしたい。

どんどん仕上がっていく様子を嬉しそうに見つめるKazumiさん。

「プロにキレイにしてもらって、そして大好きな恵里さんの着付けでこんなに素敵に仕上げてもらって・・・
なんだか、感動がこみ上げてきて、涙がでます」とKazumiさん。

私はその様子を見て
「何年後も今日の写真を見て今のKazumiさんのこの時の感動が蘇るような写真を残すぞ」と心に誓ったのでした。

仕上がった様子をお鏡で見てる時のこの表情がとても美しくて・・・

さあ、いよいよ撮影の本番、宇治川沿いへ移動して撮影開始！

3月末の撮影でしたが早咲きの桜が咲いてました！
桜がよりKazumiさんの美しさを引き立ててくれます。
Kazumiさん、とっても美しかった。
外見はもちろんですが、内側から溢れる女性の美しさが溢れ出てらっしゃいました。

いやあ、女性って美しい。

フォトグラファーの私の心が震えるこの日の撮影。
大切な大切な記念のお写真で
「絶対撮影はひろこさんがいい！」とご指名いただいた恵里さんに感謝です。

紫燕SIENさんでの60歳還暦祝プロジェクト、本気で推します！
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還暦祝い赤い振袖プロジェクト